塗装の助成金とは
外壁塗装の助成金とは外壁塗装をする際に申請をすると地方自治体から支給されるお金のことです。
助成金ともに申請が通れば返済の必要はなく支給を受けることができます。
基本的に施工前に申請し、書類を何点かご準備いただいてから施工をする必要がございます。
あきる野市の助成金制度について
令和2年のあきる野商工会ではあきる野市または檜原村居住の住人が個人住宅の改修工事等をあきる野商工会会員事業者によって行った場合、費用の一部を助成する「住宅改修工事等助成事業」が実施されました。
対象となる工事は住宅本体の修繕や改修、住宅の長寿命化のための外壁の修繕や塗装です。
他にも住環境機能の維持や向上を目的とした、省エネの設備機器の導入や、水回りの工事をした場合も対象となります。
あきる野市の場合は工事前・工事中・工事後の変化が明確に比較できる写真の提出が義務付けられています。
助成金額は10万円以上の改修工事で見積額もしくは工事完了後の支払額の少ない方の5%とされており、上限は10万円でした。
令和3年の条件や助成金額はまだ公表されていませんが、概ね同じような条件で支給が行われるのではないかと思います。
令和2年は7月1日から申請が開始されましたので、今年も6月ごろになりましたらあきる野市商工会のホームページを確認してください。
塗装の助成金を受ける条件
- 助成金を申請する自治体内に住居がある
- 自治体内に住民登録をしている
- 自治体へきちんと住民税や固定資産税を納税している
- 以前に同じ助成金制度を利用していない
- 工事対象の住宅が建築基準法違反をしていない
塗装の助成金申請の流れ
ここで外壁塗装の助成金の支給を受けるための申請の流れをご説明させていただきます。
自治体により異なりますので大まかな流れを頭に入れていただければと思います。
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01工事の見積もり依頼
まずは業者に見積書をもらう為、見積もり依頼をします。
その際1つの業者だけで見積を出すと料金が高額になったり悪徳業者に引っかかってしまう可能性もあるため、少なくとも2~3社以上で見積書をもらうことをオススメします。 -
02契約
工事の見積もりに対してご納得いただき、塗装の契約になります。
ご不明な点や施工内容に関するご質問はお気軽にお問い合わせください。 -
03納税証明書
前年度の固定資産税納税証明書・住民税納税証明書が必要になります。
市民課市民窓口係、五日市出張所市民総合窓口係で前年度の固定資産税納税証明書を発行してもらいます。
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04鈴吉ペイントで申請代行
納税証明書の発行が完了したら、申請に必要な書類を作成し、提出します。
鈴吉ペイントで申請代行するため、申請用紙の1部を申請者様に記入していただきます。 -
05工事着工
審査に通り決定通知書を受け取りましたら工事を開始します。 -
06工事完工
工事が完了しましたら実績報告書を提出します。実績報告書とはどの会社が、いつ、どんな塗料で、どんな色に、いくらで塗ったかなどの詳細や施工前と施工後の写真が添えられた報告書です。 -
07ご指定の口座に入金される
補助金交付請求書を提出後2~3週間程度で支給金額が指定した口座に振り込まれます。以上で助成金の受け取りは完了です。
10万円上限で、工事代金の税抜き価格5%が助成金額
例)100万税別 ▷5万円
200万円税別 ▷10万円
塗装の助成金の注意点
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01依頼する前に自治体に申請
塗装業者に見積書を依頼する前に自治体に申請する必要があります。
塗装する対象の建物がある自治体のホームページをしっかり確認していただき、申請の時期や申請に必要な書類、細かい条件などをよく確認していただくことが重要です。 -
02悪徳業者に注意
業者の中には助成金の対象にならない自社の塗料をおすすめしてくる悪徳な業者もいます。 施工の内容が申請の対象になるかしっかり確認していただき、見積もりが10分程度で終わってしまう場合悪徳業者の可能性が高いため、騙されないようご注意ください。 -
032か所以上の施工を依頼
2社に分けて施工を依頼してしまうと助成金が支給されない場合もございますので、施工ごとに業者を分けるのではなく、同じ業者に依頼するということが必要です。