東京都日の出町平井にて屋根カバー工事
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東京都日の出町平井での屋根カバー工法のご紹介です!
トタン屋根の種類
・瓦棒葺きトタン屋根
45cm程度の間隔で傾斜方向(縦)に木製の桟を設けて、そこにトタン板を敷いていく屋根です。桟にもトタンを被せます。この縦方向の桟のことを瓦棒と呼ぶので瓦棒屋根と呼ばれています。 水が染み込まない金属を使用している上に棟から軒先まで一枚の金属で屋根を覆うので雨仕舞いに優れており雨漏りにも強いと言われています。
・立平葺き(縦ハゼ葺き)トタン屋根
桟を使わず、葺いた金属屋根のことで、屋根材の端が逆V字型に折り曲げられています。逆V字型の部分はハゼと呼ばれ、このハゼ部分を重ね合わせて葺いていきます。木製の桟を使わないので瓦棒葺きよりも防水性に優れており、0.5寸勾配(約5.9°)の屋根にも施工可能です。
・波板トタン屋根(大波・小波)
その名の通り波型に加工されたトタン波板を屋根材として使用したもの。1波の大きさが76.2mmで波の高さが18mmの大波(波板1号)と1波の大きさが31.8mmで波の高さが9mmの小波(波板2号)があるが、なぜか大波はほとんど見かけません。 薄い鋼板の強度不足を補うためにアーチ(波)型に加工されています。
・折板トタン屋根
亜鉛めっき鋼板を折り曲げて、台形が規則正しく連なっているように加工したものが折板屋根です。 工場や倉庫、体育館などの大きな建物の屋根に使われることが多い屋根材で、金属なので水が染みることがなく、勾配がない屋根にも使用できます。
トタン屋根の劣化
トタン屋根の主な劣化症状には、色あせや塗膜の剥がれ、錆や穴あきなどがあります。
塗装などの定期的なメンテナンスを行っておらずそのまま何年も放置した状態にしておくと、
初期症状:色あせや塗装の剥がれが起こる。
色あせや塗装のはがれている状態を放置しておくと、錆や穴が開いてしまうような症状がみられるようになります。
さらに、錆や穴が開いてしまっている状態をそのままにしておくと、雨漏りの原因となってしまいます。
トタン屋根のメンテナンス方法
→色あせや塗装の剥がれが見られる場合
トタン屋根を塗装している塗料の塗膜劣化が原因となります。
そのため、再度塗装を行うことがおすすめです。ケレン作業や高圧洗浄などで一度屋根の状態をきれいにしてから新しい塗料で塗装をすることで、塗膜が剥がれやすい状態を防ぎます。
→錆や穴があいてしまった場合
初期の劣化症状を放置しておくことで、防水機能が失われてしまい、錆や腐食などで穴があいてしまったりしてしまうのです。
錆や穴あきの症状が広範囲にみられる場合には、部分的な修理や塗り替え工事では難しいため、屋根の葺き替え工事や屋根カバー工法などを行う必要があります。
→雨漏りが発生してしまっている場合
雨漏りが発生してしまっている場合は屋根全体の劣化が進んでしまっている状態です。
屋根の葺き替え工事、屋根カバー工法を行う必要があります。
屋根カバー工法使用材料
稲垣商事株式会社の
スタンビー です!
Simple is Best
スタンビーは吊子一体型の嵌合式で施工が早いだけでなく 基本性能である止水性の優れた屋根材です。 Simpleな外観でデザイン性の優れた建築を可能にします。
〜特徴〜
● ワイドな働き幅(455mm)をもつ「たてぶき」の嵌合式屋根材です。
● 嵌合部は毛細管現象を防ぐ構造で、屋根材の基本性能である高い防水性を備えています。
● 各部の納まりに対応した標準役物部材で、施工の省力化を実現します。
・吊子レス・嵌合工法
吊子レスで施工は軽く踏み込むだけで嵌合します。
・信頼できるハゼ構造
嵌合部は強風や豪雨、毛細管現象などの雨仕舞に優れたハゼ構造です。
・ホットメルト
ホットメルトは、有機溶剤を一切含まない不燃性の接着剤です。
熱してスタンビーの上はぜに塗布、冷却固化して水密性を高めます。
屋根カバー工法施工写真
ルーフィング貼り付け
野地板張り
屋根本体貼り付け
笠木貫板取付
笠木板金取付