木の軒天は塗りつぶすべき?木目を生かす塗装と傷みの見分け方
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目次
玄関で見上げた屋根の裏側に、木目が見える家があります。この部分が木の軒天です。長く親しんだ雰囲気を残したいときは、白く塗りつぶす以外にも考え方があります。素材と今の仕上げを確かめながら、手入れの選択肢を整理します。
木の軒天では、木目を見せたいか、色で覆いたいかが仕上げ選びの出発点です。ただしシミや傷みを塗料だけで解決できるとは限りません。
軒天は、屋根の張り出した部分の裏側
軒天は地上から見上げる位置にあり、住宅の印象をつくる部分でもあります。同じような色に見えても、木材と板状の建材など、素材が違うことがあります。
木目調の柄だけで木材と決めつけず、図面や現地の状態で確認します。素材に適さない塗料を選ばないための、最初の確認です。

木目を残す仕上げには、素地の状態が関わる
屋外木部用の塗料には、木材に浸透させて木目を生かすタイプがあります。ところが既に厚い塗膜があるなど、塗料が十分に浸透しない面には、そのまま適用できない場合があります。
「前と同じ茶色に」と思っていても、以前使った塗料や傷み方で方法が変わります。過去の工事記録があれば、一緒に確認してもらいましょう。

色見本だけでなく、小さな試し塗りも参考に
木部は樹種や元の色、吸い込み方によって仕上がりが変わります。メーカーも、塗料が浸透しにくい被塗装材では施工を控えるよう案内しています。
可能な範囲で試し塗りを確認し、乾燥後の色の濃さや木目の見え方を相談します。印刷された色見本の色が、そのまま木の上に再現されるとは限りません。

濃いシミや剥がれは、上から隠す前に確認
一部分だけ色が変わる、雨の後にシミが広がる、板が浮いているといった変化は、表面の退色とは分けて考えます。水の影響や材料の傷みなどを確認してから補修方針を決めます。
塗装で見た目を整えられても、傷んだ木の強度が戻るわけではありません。軒下に破片が落ちている場合も触らず、周囲に近寄らないようにして相談してください。

梁や破風と一緒に、全体の雰囲気を考える
軒天だけを見ると明るい色にしたくても、梁や破風の色と組み合わせると印象が変わります。木目を見せる面と色を付ける面を分ける方法もあります。
塗れる範囲と素材を確認したうえで、玄関から見上げたときの雰囲気を打ち合わせましょう。見えにくい位置でも、毎日の出入りで目に入る部分です。

安全な場所から見える変化を相談材料にする
高い軒天を近くで見ようとして、脚立や屋根へ上がる必要はありません。地上から撮れる範囲の写真と、シミに気付いた時期を伝えるだけでも相談の手がかりになります。
あきる野市・日の出町で木の風合いを大切にしたい方は、残したい雰囲気をお聞かせください。塗装で整える範囲と、補修が必要な部分を分けてご案内します。

写真で見る住まいのメンテナンス
木部の施工写真と、別の住宅の外観写真を掲載しています。写真の塗料が、ご自宅の軒天にもそのまま使えることを示すものではありません。


住まいの気になることをご相談ください
あきる野本店では、あきる野市・日の出町などの軒天や木部のご相談を承っています。木目を残すご希望も、現地の素材と状態を見ながら一緒に考えます。
あきる野本店に相談・見積もりを依頼する参考:大阪ガスケミカル「キシラデコール」製品情報。採用製品の最新仕様と現地の状態に合わせて施工方法を判断します。



